テラスハウスってどんな賃貸物件?特徴や留意点を理解しよう!


戸建てのような住宅が連なる長屋建ての集合住宅のこと

テラスハウスは、テラス付きの一戸建てのような住宅が数軒連なって建っている、長屋建ての集合住宅のことです。隣の住宅同士で壁を共有していますが、出入口や郵便受け、階段などが各戸に設けられているなど、基本的にはどれも独立した住まいとなっています。このため、テラスハウスの住人は、通常の一戸建て住宅とほぼ同じような感覚で生活することが可能です。なお、人気を博したテレビ番組の名称として使われていたことから、テラスハウスを共同生活をするための住宅のことだと思っている人が少なくありませんが、それは誤りです。この人気を博したテレビ番組で出演者が生活していたのはシェアハウスという形態の住居で、テラスハウスとはまったく異なります。

テラスハウスに入居を検討する場合の留意点

テラスハウスへの入居を考えている場合、留意しておくべきことがあります。まず、隣で生活している人たちが出す音が気になることがあります。通常の一戸建て住宅だと、隣の住宅とはある程度の距離があるため、かなり大きな音でない限り音が気になることはありません。これに対してテラスハウスは隣の住居を隔てているものは壁一枚のみなので、防音対策済みの物件を選ばないと、音に敏感な人だと気になりやすくなります。また、テラスハウスでは4面のうち1面もしくは2面が壁となるため、窓の数は通常の一戸建て住宅より少ないです。数が少なくても面積が大きければ日当たりを十分に確保できますが、通りに面している物件だと排気ガスなどの対策のために窓をあまり大きくすることができず、日当たりや風通しが悪い印象を持つ可能性があります。通りに面しているテラスハウスに入居したい場合は、天窓があるかどうかをチェックすると良いです。

空港からも近い千歳の賃貸物件は、防音サッシを設置している物件も多く、飛行機による騒音への対策も行われています。窓を閉めることで、音の影響は軽減されます。

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